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新聞斬り―居合に求められる繊細な知覚―

15日の日曜日、居合道同好会の稽古。
自分がいろいろと準備をして、皆と「新聞斬り」を行いました。一年ぶりです。
新入会員のみならず、結構熱中してしまうものですよね。
新入会員のみなさんが、「わざ」の精妙さを追いかけていくむずかしさと楽しさを感じてくれたのであれば幸いです。

わからない人のために言っておくと、新聞紙一枚、一面分を相手に持ってもらい、それを木刀もしくは竹刀で真っ二つに切るというものです(こちらのサイトにその風景が掲載されてます。風景。心に残るアルバム、ありがたや)。
簡単に切れそうで、これが以外と切れない。
たいていの場合、真っ二つに切れずグシャッとつぶれてしまいます。
自分も成功率は、三回に一回程度でした(一回目は必ず失敗してた)。

むろんコツは覚えています。一回で切ろうと思えば切れないことはありませんでした。
しかし、そのコツは今回は使いませんでした。
なぜか。それを使うと、普段の素振りとは異なるものになってしまうからです。

「新聞斬り」のコツ、それは「引き斬り」です。もう少し言えば、
自分からは見えない新聞紙の裏面に剣をあてるように、剣先から振り下ろす。
そうすると、けっこう間単に真っ二つに切れます。あくまで自分の感覚ですけど。

しかし、その振りだと刀は水平で止まりません。また、手だけの振りになってしまいがちです。
「剣は肚(はら)で振る」という教えに反します。「新聞斬り」と日頃の素振りが乖離してしまっては意味がありません。

では、どうすればよいか。
正直わかりません。もしかしたらという気にもなるけれども、確証はありません。
「きわめて繊細な知覚が求められる。したがって、自分の身体動作に意識的になることが重要だ」。それだけは理解しています。
今まで気にもしなかった一つ一つの細かい動作に眼を向けてみることで、見えてくるものがあるかもしれません。

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