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「象牙の塔」の中の懲りない面々

顔見知りに気づかれないように、ひっそり運営しているこのブログ。
しかし、“また”、新たに読者が身近にいることが発覚した。
もちろん、こちらからはブログの存在を匂わせたことなどないはずである。
いやはや、ネットってオソロシイ。
うかつに専門用語など使えない。
文章を書くにあたってリアルな読み手を想定できるというのは、文章修業としては好条件なのだが、正直、プレッシャーです、ハイ。

               ◇

 白雪の満員御礼もようやく落ちついた月曜の夜、ジェ○ダー法学会の打ち上げにお呼びいただく。
学会の運営を評価するのに、「空前絶後」という形容のしかたがあること、
でっかいおにぎり(こちらのHP http://www.k2f.jp/love-me/ で確認できます)を食したこと、など印象に残ったことは多い。
だが、それらを記憶の片隅に追いやってしまうほど強烈だったのは、
わが親愛なる師、Tの獅子奮迅っぷりに関するお話である(ご迷惑をおかけしてます)。
T先生の、TPOを一顧だにしないご活躍は、もはや一学問(学部)の垣根を超えて学際的様相を呈している。
あくまで聞いた話で自分はその場にはいなかったのだが、先生の行為(実践)を分析すると、

・自分の肉体という、誰にも共通する身近な事柄(共通の足場)を土台として話をすすめていく(学問の世界に長くいればいるほどむつかしくなる行為である)。
・自分の腕にはムダ毛がない、と微細な点にも目配りをできるよう聞き手に注意を促す(聞き手の観察眼を深化させる、「ミ!テ! ミテ、ミテ!」と)。
・腕相撲をすることによって、思考を頭でのみ楽しんでしまいがちな学者・研究者たちに、身体全体を使った、もう一つの知の習得プロセス(まさに「わざ」から知る)があることを気づかせる

といった具合に整理できよう。まったくもって、自分には真似できない高度な芸当である。
T先生とは、話題には事欠かない、得難き存在である。さすが、○間書房から最年少で本を出版し(本人言)、旧帝大教育学系で最も若い助教授となっただけのことはある。
そして、さらに世界の広さを感じさせるのが、
そんなT先生も、ウチの講座の中では「不動のクリーンナップ」「三羽烏」「フラット3」「サンバルカン」…、表現はどうでもいいが、その一人に過ぎないということである。

 以前、「『「象牙の塔」の中の懲りない面々』という写実文学を著してみたい」と仲間内に言ったことがあったが、しゃべったことをすぐ忘れてしまう自分も、この言葉だけは今もしっかり覚えている。
 このブログが、本人の眼に触れないことを願う(いや、誉めてますから)。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

>「ミ!テ! ミテ、ミテ!」
に、大爆笑です。
ほんとに誉めてます?笑。
世界は広いのか狭いのかわかりませんね、
なにしろ北朝鮮ですから…ある意味脱北者ですから、わたし…

投稿: ミティ | 2005/12/21 12:14

正直笑えないよ、ミティさん。
「今そこにある危機」です、まったく。

今のままだと来年度のT研はOD二人だけという人員構成になってしまうぅ…。

そういえば、このまえF原さんにあったよ。え○○んに。初代脱北者。びっくりした。

投稿: タカキ | 2005/12/22 00:34

今そこにある危機!OD二人だけ!!それも危機ですね…
K泉研はその辺どうなんですか?

をを~F原さん!偉大なる初代脱北者。
お元気そうでしたかに??

投稿: ミティ | 2005/12/22 20:13

彼女はいたって元気そうだに。
K研もすごくて、一般学生(M1)が一人いる以外は、社会人か留学生という構成だに。
学部からあがってくる者がほぼいないだに。
ある意味、こちらのほうが危機的状況。
この状況で来年の春、某学会を開催しようってんだから、すごい。

投稿: タカキ | 2005/12/22 23:39

F原さん元気そうなら何よりです~。
K研のM1さんは、彼女ですね。
学部から上がってくる人がいないってのはまずいですよに。
そうだったー!学会!
M2になる彼女が被害を被るわけですに…だいじょぶかしら。。。
はー何回もしぃましぇん…

投稿: ミティ | 2005/12/23 23:25

いえいえ。
K研は、この前院生発表会の後にミーティング開いてましたね。っても、ほとんど顔ぶれは社会人なのに。

>M2になる彼女が被害を被るわけですに…だいじょぶかしら。。。

自分も同感だけど、関わりたくないなぁ……

投稿: タカキ | 2005/12/25 01:54

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