« 資料群の中心で「方法論がない」と叫ぶ―いつものごとく― | トップページ | 「言葉」と「体験」 »

猪口冷糖

  これで、「チョコレート」と読む。
日本チョコレート・ココア協会のWebサイトには、
「東京・両国若松町にあった米津風月堂(=現在の東京風月堂・店主米津松蔵)が、明治10年(1877年)11月1日の東京報知新聞に『新製猪口齢糖』として、広告を載せました」
とある。その他にも当時は、「貯古齢糖」「知古辣他」「千代古齢糖」などの当て字も用いられたという(「チョコレート・ココアの日本の歴史 チョコレート広告」)。
ちなみに、キーボードで「ちょこ」と打ちこみ変換キーを押すと、きちんと「猪口」に変換される(「冷糖」までは変換されなかった、残念)。

 ということで、本日はバレンタインデー。チョコレートに関して少し調べてみた。
とりわけ、女性が男性にチョコを送るという風習について(ジェンダー? と来れば「猪口」大臣?)。
これは日本独自のものだと聞いている(以下に挙げる「バレンタインデー Wikipedia」によれば、違うようだ)。
 この風習は、1960(昭和35)年、カカオ豆、ココアバターの輸入が自由化され、チョコレート・ココアの生産が自由にできるようになって以降、根付いたのだろうとの仮説をもとに、Web資源を調べてみたところ、
バレンタインデーの由来(起源)」というページに、
「1958年に東京都内のデパートで開かれたバレンタイン・セールで、チョコレート業者が行ったキャンペーンが始まりだそうです」
という記述を見つけた。60年より2年ほど早い時期に端を発しているとみられている。
バレンタインデー Wikipedia」ではさらに詳しく、次のように述べている。
「日本でのバレンタインデーとチョコレートとの歴史は、神戸モロゾフ洋菓子店が1936年2月12日に、国内英字雑誌に「バレンタインチョコレート」の広告を出し、1958年に伊勢丹で「チョコレートセール」というキャンペーンが行われた。ただどちらにしても、あまり売れなかったようである。伊勢丹でのセールでは、1年目は3日間で3枚、170円しか売れなかったとの記録がある。」
Yahoo!きっず バレンタイン特集」にも同様の記述がある。

               ◇

現在、トリノオリンピックが開かれているが、トリノは、「チョコレートの都」。
毎日新聞「余録」(2006年2月14日)には、
チョコを銀紙で包むのは、トリノ名物のチョコ、ジャンドイオットから始まったこと
コーヒーにホットチョコレート、生クリームを加えたビチェリンをめぐっては、チョコレートがまだ王族や貴族の飲み物だった17世紀末からこの地にチョコ職人が集まって、その味を大衆のものにしていったこと

などが述べられている。以下のリンクを辿るとさらに詳細な事情を知ることができる。
見過ぎるとあまりに甘すぎて、塩辛いものが欲しくなるので御注意を。

オリンピック日本選手陣は、今のところメダルに届かなかったという「ほろ苦さ」を味わっている様子だが、お目当ての女子ぃからのチョコを狙うようなガツガツさから離れ、無心でがんばってほしい(そう簡単ではない事情もあるだろうが)。自分は見事(義理)チョコをゲットしております(^^;)

〈リンク〉
・日本チョコレート・ココア協会
 [http://www.chocolate-cocoa.com/]
・「「バレンタインデーの由来(起源)」
 [http://www.family.gr.jp/valentine/valentine.htm]
・「バレンタインデー Wikipedia」
 [http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC]
・「Yahoo!きっず バレンタイン特集」
 [http://kids.yahoo.co.jp/docs/event/girlsfes2005/vt_yurai/]
・「asahi.com やっぱり甘いものが好き」
 [http://www2.asahi.com/torino2006/column/piemonte/TKY200601110350.html]
・「チョコレート Wikipedia」
 [http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%AA%E5%8F%A3%E5%86%B7%E7%B3%96]

・「トリノのチョコレート文化」
 [http://www.ict-ict.com/essay/essay418.html]
・「トリノのチョコレート史」
 [http://www.consonante.jp/shokuzai/cioccolato.html]

|

« 資料群の中心で「方法論がない」と叫ぶ―いつものごとく― | トップページ | 「言葉」と「体験」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/69457/8667649

この記事へのトラックバック一覧です: 猪口冷糖:

« 資料群の中心で「方法論がない」と叫ぶ―いつものごとく― | トップページ | 「言葉」と「体験」 »