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ノウミツ

 昨日から二日間、鳴子にて、K山先生を研究代表とする科研の第一回全体研究会が開催された(先生の悲願が実現。これで教育会研究の対象は時期も地域も一気に拡大し、「総合的」に展開されることになった)。
 全国の錚々たる研究メンバーが一堂に会し缶詰状態で勉強するというその濃密な空間に、自分も雑用等お手伝いを兼ねるかたちで参加させてもらう。
 当然だが、各先生方によるあまりにぜいたくな報告と議論は、未熟な自分にはとても消化しきれなかった。知識の洪水に襲われるとともに、研究の緻密さへの羨望がどんどん膨らんでいく。何とかついていこうというだけで只々必死の二日間だったが、充実感は一入だった。明日からまた出直しである。
 
 それにしても、K山先生のモチベーションと体力には、いつものことだが、感服する。定年を控えながらも、毎日夜遅くまで大学で「研究」するという生活スタイルを貫いているの見るをにつけ、ウチの講座のあの先生にも見習ってほしいと思ってしまう。「次の全体研究会は新年早々に。○○先生、△△先生ぜひご報告を」―はやくも次回を見据えたその発言(笑顔で控えめに語るその裏には、先生のしたたかな計算がある。自分やI橋さんもそれで何度かやられている)には、名だたる先生方もさすがに「勘弁してくれ」というご様子だった。

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コメント

 広島のSです。鳴子の研究会では大変お世話になりました。後輩にもかかわらず、よくしてくださいまして感謝しております。
 教育に関するログ、興味深く読ませていただいております。あと、居合道やってらっしゃるんですね。ウチの父親が昔やっていたのを思い出しました(関係ないですが…)。
 さきほど私のブログ「教育史研究と邦楽作曲」のブックマークに追加しておきました。よろしければお時間のある時にでも見てやってください。
 では。

投稿: Shira | 2006/07/18 20:10

 Shira石さん、研究会おつかれさまでした。
遠路はるばるお越しいただいたうえ、いろいろとお手伝いいただき(最初から計算に入れていたり(^^;))、ありがとうございました。
 今後ともよろしくお願いします。
 はやくも来月の原稿提出という大きな仕事がありますね。Shira石さんのブログに書かれた研究情報を活用させていただきます。
 
 自分を居合道の世界に誘ったのは、元K山先生の指導学生で、研究会にも来る予定だったすだくんです(『日本の教育史学』第46集に論文が載ってます)。まさに教育史研究がつなげた縁といっていいめぐり合わせです。Shira石さんとの出会いもまさに教育史研究による奇遇ですね。

投稿: タカキ | 2006/07/18 23:13

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