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几帳面とはこういうことさ

 K山先生に仙台市教育会雑誌(*)をみせていただく。以前、すだ公民館長が宮城県図書館でコピーしてきたものである。
 休暇に入っても、やはり何かとお忙しいらしい。研究室内がだんだんと煩雑になって資料がすぐに出せなくなっている状況に、「だんだんK泉先生の研究室らしくなってきたな」という一言は笑えた。
 しばらくして、資料を渡してくれた。「5時までに終わらせなければならない仕事があるので、それ以降まで待ってくれ」ということだったが、資料を受け取ったのは4時頃だった。
 まだ、未整理の状態で、各号が封筒に入れられたままの状態であり、できればファイルに綴じてほしいとお願いされ、引き受ける。というよりも一つ勉強させていただく。なるほど、そういうふうに綴じるのかと。
 複写とはいえ、歴史的な資料に穴を空けて綴じるのはためらわれるので、「クリアポケット」、もしくは、「クリアホルダー マチ付」に入れたうえで、ファイルに綴じる。そうすることで、資料を傷つけずに済むし(ホルダーに入れてあるので、綴じた後、紙が曲がり、くせがついてしまうこともない)、何より、見た目が美しい。
 自分のなかのA型の血がさわぐ。作業の手間はかかるものの(金もちょっとかかる。貧乏学生にはちと厳しいかも)、知的整理術に関心をもつ自分にとって苦痛ではなかった。「どう、研究室きれいになったでしょ」というウチの先生とは力の入れどころが違う。
 さらに、背表紙ラベルをワープロで作り、各号目次も作成中。これは、先生に言われなくともやらせていただく。目には目を、几帳面には几帳面を。

(*)現存する仙台市教育会雑誌(宮城県図書館所蔵) 
・『仙台市教育会報』第4号-第12号、〔1909(明治42)年7月~1915(大正4)年5月〕
・『仙台市教育会々報』昭和3年度-昭和7年度〔1929(昭和4)年9月~1933(昭和8)年10月〕
・『会報』昭和8-昭和9年度〔1934(昭和9)年12月~1936(昭和11)年1月〕
・『仙台市教育会報』昭和12年号-昭和16年号〔1937(昭和12)年3月~1941年10月(※)〕
〈注〉
 『仙台市教育会々報』からは各年度発行、号数なし。『会報』昭和9年度は、1936(昭和11)年1月と発行時期が遅れ、昭和10年度にまたがっている。
 また、昭和16年号には発行年月日の表記がなく、(※)「1941年10月」は筆者の推定による。
File2 File1

File3

〈注〉8月21日、一部訂正。

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たいそうな話、僕の学問的な専門分野といえば「日本教育史」に分類される。簡単に言え [続きを読む]

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