取扱説明書バトン
居合に「受け流し」という業があるが、その「受け流し」のことを考えると、どうしてもムーディ勝山が連想される今日この頃(※「受け流し」では左から来たものを受け流すのだけど)。
さて、せっかくなので、今回はミティさんから回ってきたバトンに答えることにする。
〈取扱説明書バトン〉
●本製品名:タカキ
(※『日本歴史トラベラーズ』のタカキくんとは異なりますので、よくご確認ください)
●対象年齢:25~35歳
(※ところが好評を博しているのは、幼児とお年寄りという調査結果が得られました )
●適切動作環境:適度に涼しい・暖かい室内(秋の武道場など)では効果を発揮します。
●不適切動作環境:高温多湿は避けてください。
【操作方法】
●話す:気軽に話しかけてみてください。ただし、ライフル銃のような会話攻撃は、メモリの関係上処理できない場合があります。
●誘う:「飲んでます」(or 「飲まない?」)と言ってみてください。作動しなければ、「冷たいな」と続けてみてください。「~に7時!」といった強引な操作は控えてください。
●笑わせる:高田純次風にふるまってください。
●泣かせる:「感動作」と評判のものを見せあげてください。
●怒る:本製品を「怒る」と、しばらく距離をとる行動に出るでしょう。逆に、本来協業を要する仕事を押し付けるといった、自分勝手な行動に出ると、ひそかに「怒る」動作をするでしょう。
●褒める:本製品を「褒める」場合、「おかげで助かった」など労いの言葉をかけると、操作がしやすくなります。「味方にする」のにも利用しましょう。逆に、(本製品がカバーしていない)気が利くことをすると、本製品は「褒める」動作をするでしょう。ただし、口下手なので、過剰な期待はしないでください。
●謝らせる:はじめに「怒り」ありきの高圧的な対応に出れば、「謝らせる」ことができるでしょう。ただし、その陰で反論の準備をする可能性があるので、理不尽な主張には気をつけましょう。
●挑戦する:根拠のない自信をもっているので、気軽にゲームに誘えば、受けてたつでしょう。
●倒す:(ばばぬき、あっち向いてホイなど)駆け引きを要するシンプルなゲームを設定すると「倒す」ことができるでしょう。また、ギャンブルにも滅法な弱さを発揮します。
●だます:環境の変化には鈍感です。本人の眼が届かないところで秘密工作を行ってください。
●味方にする:「義理堅い」スペックが付いておりますので、ある程度仲良くなりさえすれば、簡単に味方にすることができるでしょう。ただし、味方にしたからといって大きな戦力になるわけではありませんので(「倒す」の項を参照のこと)、過剰な期待に注意してください。また、適切動作環境を確認してください。
●服従させる:「強制」色を排し、甘い蜜で釣ってください。それを「貸し」に弱みとすることで、「服従させる」ことができるでしょう。ただし、服従させたからといって大きな労働力になるわけではありませんので、過剰な期待に注意してください。
【メンテナンス・故障かなと思ったら】
●エネルギー:カレーライス/寿司/じっくり読書ができる環境を設定してエネルギーを補充してください。
●ケアの仕方:飲み会の設定を行ってください。
●故障している例:テンションが高い/いつにも増して髭が濃い/遅刻する(※徹夜明け+締切間近の可能性が高いです)
●修理の仕方:十分な睡眠とちょっぴり贅沢な食事を与えてください。
【保障制度】:(保証のこと?)とくに設けておりません。
【知りたい製品】どれでも(見ているミクサーならどなたでも)。
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