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心に響く言葉―論文執筆編―

 学部四年生にとって、連休明けのこの時期は、卒論構想発表という、未体験の作業に忙殺される時期である(昔を思い出す)。

 最近、座右の銘にしたい、素敵な文章をみつけることができた。以下、その素敵な二つを紹介する。
 一つは、I先生の研究室のドアに貼ってあった言葉。いい論文を書くために執筆者がたえず心がけるべきスタンスが端的に表現されている。

こころざしは高く
内容は深く
表現はやさしく

 もう一つは、佐藤卓己さんの『毒書亡羊記』(柏書房)から。

 昨年末、卒論執筆に追われている学生たちに向かって私はゼミでこう語りました。
 
 あと一ヵ月で〆切があることの幸せを、君たちはやがて噛み締めることになるだろう。もし〆切がなかったら、こんなに一生懸命にやらないだろうし、これほど熱中できなかった、と。だから、君たちは社会に出ても意識して〆切のある人生を生きなさい。それは原稿執筆だけではなく、読書でも何でもいいのです。大学院生が読書会を組織するのは何も議論のためではないのであって、最大のメリットは読書に〆切がつくれることなのです。〆切があるから充実した時間が過ごせるのだと思う。そして、人生には最終的に〆切があるのだから。
(「第55回 連載終了のご挨拶」、2007年4月12日。タダで55に及ぶコラムを読めるのはお得!)

「〆切のある人生を生きろ」。これも、自分には痛いほど響いていくる。読書会の「最大のメリット」も、この「〆切」という観点から述べられている――なるほど、読書会の意義は「〆切がつくれること」にあったのか。

さあ、「〆切」まで、こころざしを高く持ち、深く明快な論文の完成へ向け、熱中しよう。

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コメント

締め切りか~。
「宿題を期日までに出しなさい!」
私がよく言っている台詞です。

でも、自分は書類の提出が遅れてしまうことが
たまにあります。
(もっとも、締め切りが早すぎる書類もありますが…)
周囲の人にチェックをしてもらうことを考えると、
早めに行動したいのですが…。
実は、明日に提出する書類がまだ出来ていません。
今夜は、それを書いてから寝よう。

4月に新しい職場に転勤したばかり。
今の職場では、前の職場と違って「締め切りを守る男」になるぞ!

投稿: F田 | 2007/05/10 20:35

「締め切りを守る男」=仕事のできる男をめざしてがんばってください。正直、オイラには「〆切」がおそろしくてたまりません。

投稿: タカキ | 2007/05/11 19:38

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