« 実践指向と言うけれど | トップページ | 「自己責任」としての教員免許更新制 »

インド式計算から二位数のかけ算を直観

 今日はクリスマスなのか。もうすっかり、頭からそういう感覚が抜け落ちている。
 「そんなの関係ねぇ」といったところだ。
 
 さて、最近テレビによく流れる「インド式計算」。
「学力」についてうるさく扇動される国内状況が、国内発展著しいインドの高度な算数・数学教育へと、われわれの眼を向けさせるのだろう。
 でも、テレビで解説を聞いてもすぐに忘れてしまうというのが正直なところである。
それぐらい、興味関心としては薄い。
さまざまな計算方法が紹介されるのだけど、各々がある限定されたケースにしかあてはまらないのだと思うと、果たしてそれらを覚えることが効率的なのかどうかも微妙である。
むしろ、一般的な(われわれ日本人が学校で習ってきた)筆算に精通していればそれで十分なのではないかと思ってしまう。
筆算は、それだけ一般性を持っているのだから。

 ただ、以下の計算方法だけはしっかりと覚えることができた。

【問】78×62=?

【解答】
78=70+8
62=70-8
70×70=4900
8×8=64
4900-64=4836
 答 4836

なぜ、このような計算方法になるのかは、以下の手書きの図を参照してもらいたい。
ちょっとわかりづらいかもしれないけど。
単なる計算上の操作(儀式)としてのみならず、図のイメージによって理解することで、この計算の意味を理解できた。
だから、脳裡から剥落せずに済んだのだろう。

Scan3_2

 このように考えた後、次のことに気が付いた。
これって、中学生の時に因数分解で習った「あれ」じゃないかと。

Scan1_4   

まさか、インド式計算をきっかけとしてあの多項式の展開を「直観」するとは!
これは、一つ賢くなった。
と同時に、数学の授業実践において、図形のイメージ操作と合わせて、文字式・計算を考えさせていくことの意義を実感した。

|

« 実践指向と言うけれど | トップページ | 「自己責任」としての教員免許更新制 »

教育」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/69457/17478543

この記事へのトラックバック一覧です: インド式計算から二位数のかけ算を直観:

« 実践指向と言うけれど | トップページ | 「自己責任」としての教員免許更新制 »