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採点地獄からの生還

 久しぶりの更新である。
 まあ、とにかく日々の業務をこなすのに追われていた。何とか一区切りついたところだ。
何しろ、昨日まで大学で業務(定期試験の監督や学生指導)があったのだから(昨日ですよ!)。
授業回数を文科省の言うように増やしたところで実効性はないということを肌で感じつつ、教員も学生も15回の授業と2週間に及ぶ定期試験期間をこなしてきた。

 そして、今日、何とか春期の成績報告書を教務に提出してきたところである。
テストの採点がとにかく大変だった。デスクに積み上げられた700枚にもおよぶ答案・レポートの山々(答案連峰と名付けよう)。
見ただけで萎える気持ちを何とか奮い立たせ、フラストレーションがたまる作業に取り組んできた。
とにかく時間がかかった。ここ1週間、それ以外何もできなかった。
まったくもって、自分を褒めてあげたい―、心底そんな気持ちになる。
他の学部・学科によっては、1000枚を軽く越える答案の採点に取り組まなければならない先生もいる(お盆などないじゃないですか)。
ある先生はマークシートによる試験を実施していた。シート読み取り機を使って採点結果をExcelなどにデータ化するのである。そうでもしなければならない事情がある。

 教育中心大学はこのような現状である。TAを使った授業改善を考えられる、そんな大学がうらやましい。
 こちらで同じことをやろうと思ったら、すべて担当教員が一人で行わなければならない。300人の学生にコメントを書かせ、その全コメントに目を通し、一部コメントをパワーポイントに打ち出したりして、次の授業の際にスクリーンに映して紹介し、解説・補足を行う。大教室授業でなおかつ学生が飽きない、双方向型の授業を行おうとすれば、どうしてもそのような対策を講じなければならない。実際やってみて学生には好評だが、教員の労力は計り知れない。こうして研究の時間は削られていく―。若手研究者の環境はまことに厳しい。
 もちろん、大学の教室も「教育」の現場であり、教育研究の対象である。学科のFD委員として、この春期は4回ほど他の先生の授業を見学させてもらった。どの先生方も、いろいろと工夫を凝らしている。それに少しでも学びながら、秋期の授業づくりに向けて、まだまだ試行錯誤を続けていかなければならない。

 でも、この8月中は、少し道を戻って自分自身のやりたい「研究」をやることにしよう(決して逃避ではありません)。

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