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「教員養成大学院」とな

■「三重大が教員養成大学院の設置案 試験合格者に2年研修」asahi.com、2009年12月15日。
http://www.asahi.com/national/update/1215/TKY200912140343.html
http://www.asahi.com/national/update/1215/TKY200912140343_01.html

「三重大の案によると、教員養成学部や他学部で教職課程の単位を取得した学生に「仮免許状」を与えて採用試験の受験資格にする。さらに、都道府県や学校法人の採用試験に合格した学生すべてがその自治体に設けられた「教員養成大学院」に入学するという仕組みを想定している。」

「三重大の場合、三重県の採用試験合格者を、いったん大学院に集める。大学院では2年次の1年間を、新任教員に準ずる位置づけで小中高校などに配属し、受け入れ側の学校と大学教員で指導することで実践力を養う。そのうえで卒業後に正式教員として赴任させる計画だ。案では、院生の定員は、県の採用試験の合格者をもとに決定し、2010年度の採用予定者数約385人程度になる見込み。13年度か、14年度から実施に踏み切りたい意向だ。この制度について、大学は今後、県側とも調整する。」

「6年制で教員を養成する場合、大学の教職課程では各教科についての専門的な力に重点を置いて養うよう見直し、大学院では教職中心の実践力をつけることを目指す。 」

 「若手の教員を育てることに特化した制度」か。なるほど~。しかし、採用試験に合格した後の、大学院での2年間に対して、彼らはモチベーションを保てるのだろうか。大学院側は、いったいどのようなカリキュラム用意して、学生の教育研究にあたるのか。その点、どう対応するのか、知りたいところだ。

 一方、「大学の教職課程では各教科についての専門的な力に重点を置いて養うよう見直し」という点には、激しく同意。
 わたしの勤務大学のようなところだと、まず学生の側に現場で教えることになるはずの「中学生」「高校生」並の専門知識があるかどうか、不安に思うことが多々ある。何と言っても、そこが土台だろうに、学生はその現実から眼を背けているふしがある(教職志望なのに、勉強嫌いなの?)

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教育会史研究に新たな光

■沖縄教育:戦前の教育雑誌が復刻 研究者「当時の事情分かる」

 県内外の研究者6人が中心となって進められていた沖縄戦前の教育雑誌「沖縄教育」の復刻版がこのほど完成し、不二出版(東京)から出版された。同復刻刊行委員会代表の藤澤健一福岡県立大学准教授(教育政策)らは2日、那覇市天久の琉球新報社を訪れ「(同誌で)継続的に戦前の県内教育事情を知ることができるのは貴重。戦後教育を考える上で役立つはず」と意義を話した。    …(中略)…

 同誌には当時の教育実践法など教育関連の記事のほか、短歌や音楽など文化的なものや「方言取り締まり」「改姓」など当時の沖縄を取り巻く社会の動きなども取り上げている。編集者の1人、三島わかな県立芸術大学非常勤講師は「教育雑誌というより『総合誌』ととらえて役立ててほしい」と話した。

 同委員会によると、今回、原本の所在が確認され復刻されるのは、発行されているうちの約55%という。当時の県内の状況をより詳細に明らかにするためにも、同誌の原本保存者や1944年3月以降(329号以降)の発行状況に関する情報を求めている。

 連絡先は不二出版(電話)03(3812)4433。

(琉球新報)2009年12月6日

「内地」とは異なる教育会雑誌の(内容・機能上の)独自性が読み取れるはず。うちの大学の図書館に入れられるかどうか掛け合ってみよう。

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