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モチベーションが上がらない展開ばかり(2)

 附属病院の問題ですっかり隠れてしまっているが、実は本学科でも問題が発覚している。しっかり記事にもなった。こちらは言い訳のできない問題である。
本学科で問題が発覚したというとき、たいてい、その中身は学生の不祥事である(というか、自分が着任してから、問題が起こったというとき、今のところ、その中身はすべてこれである)。今回は、ボランティア先の学校で児童にわいせつ行為か……。これでまた、学科長や教職センター主任、そして事務方が奔走する羽目になっている。
 マスプロ的な指導体制を敷いている大学側にも問題はある(*)
  とはいっても、一人前の大人であり、教職を学ぶ身だ。そのようなことをすれば、必ず付けが回ってくるという、想像力を持ち合わせていなかったのか。子どもを「弱き者」「大人の言いなり」としてみるのは、大人の傲慢であり、教師としては失格だ。

「これからの教員養成には実践的・臨床的な学習指導も必要であり、そのためには現場との連携・協力が不可欠だ」と学科で将来計画を議論しているときに現場の信頼を裏切り、連携のパイプを断ち切る行為に及ぶのは、他の在学生、そしてこれから本学科に入学してくる高いモチベーションをもった学生にとって、悲惨でしかない。
 
  今の時代、そのような行為に及べば、一生ウェブ上で「犯罪者」として名を晒されつづけるのだ、ということを学生は自覚してほしい。

(*)ただ、個別に目をかけていたとしても、今回の問題は見抜けそうになかったのが正直なところだろう。学科長から聞いたところでは、彼は学内では成績優秀で(単位不足などではない。S評価もいくつかもらっている)、教育実習でもお墨付きをもらって帰ってきた学生だった。ボランティア先も去年から継続して行っているところであり、学校でも信頼を得て、子どもからの評価もよかった。
 改めて、知識・技能とは別のところで、教職の意義と子どもに対する責任について、学生に訴えなければならない。でも、どうやって……。

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