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ある授業での、学生からの感想

 日本教育史の授業を通じて、自分の無知さに気が付きました。歴史上の人物の写真を見ても誰 なのか分からず、設問にも全く正解することができず、反省点は多いです。しかし、この授業で 1人1人の思想や、改革内容に触れることができ、暗記ではなく理解することができました。教 育学的視点から歴史上の人物を見ることも、新鮮で面白かったです。  また、佐藤先生の授業を1年間受けてきて、先生自身が努力をしていることに気が付きました。 授業前の事前調査で学生の知識量を測ったり、講義形式ではなく双方向的な授業を展開したりす る先生を、私は佐藤先生以外に知りません。きっと準備には、手間も時間もかかっていると思い ます。ただその分、先生の授業から得たものは大きいです。授業内に配布・提示された豊富な資 料だけでなく、先生自身の見解を問く機会も貴重な財産になりました。また、厳しいイメージの ある先生ですが、実は親切で優しい方だということも知っています。  本当に学び甲斐のある授業でした。受講を許可してくださり、更に提出物の添削までしてくだ さったことに心から感謝しています。後日機会があったら、研究室にお邪魔させていただくかも しれません。そのときは、いろいろお話を聞かせてください。いつか私も、先生と同じ世界が見 られるように頑張ります。(心理学科・Uさん) 

 別に、「感想を書け」といったのでもない。しかも、授業を受けても単位が出ないにもかかわらず、自由聴講で15回もの授業に参加し続けた学生が書いてくれた感想文である。
 まさに、教師冥利に尽きる。補習や添削、教員採用の対策指導などで、10数年前の大学教員から比べれば数倍のオーバーワークを強いられているストレスフルな条件下での、このような学生の評価は、給料何カ月分にも値するほどの充実感を与えてくれる(いや、だからといって給料要りませんというわけではないけど)。
 そして、見ている学生はしっかりと見ているのだと改めて痛感させられる。「研究者」としての側面が強いとはいえ、「教員」でもある以上、授業も疎かにはできない。   

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