[リンク]近代日本教育労働運動史年表

久々の更新。といっても、ブックマークするだけだが。

資料:近代日本教育労働運動史年表

[教員組織の動き][教育][労働組合運動][国際・一般情勢]

の四列構成で、各時期の流れが整理されている。
最近のゼロ年代の出来事まで掲載している教育史年表はないので、これは便利。
戦前の教育会の動きもカバーしている。

*国民教育文化総合研究所
http://www.kyoiku-soken.org/official/top/

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教育学分野の展望―『質』と『平等』を保障する教育の総合的研究―

◇『日本の展望―学術からの提言2010』日本学術会議
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/tenbou/teigen.html

◇「報告 教育学分野の展望―『質』と『平等』を保障する教育の総合的研究―」[PDF]
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-h-1-4.pdf

教育の「質」の向上と「平等」の実現を達成するための政策課題は多岐にわたっているが、今後10年間で遂行すべき喫緊の課題として、以下、(1)保育・幼児教育制度の統合と無償化、(2)教師の専門職性の高度化、(3)学びの様式の革新、(4)高等教育の構造的改革の4つを重点課題として提示したい。(3頁)

いずれについても、重要な提言がてんこ盛りなわけだが、一部紹介すると、(2)については例えば、次のような提言がなされている。

教育系大学・教育学部は、教養教育を志向する勢力、教師教育を志向する勢力、専門の学術研究を志向する勢力の三つに分裂し、それぞれが衝突し合って内側からの改革を阻み続けてきた。その結果、教育系大学と教育学部は、教師の専門家教育としても不十分、教養教育としても不十分、学問研究とその教育においても不十分という状況を脱出しきれず、その不満は学生、教師に蓄積されている。しかも、「免許状主義」によるカリキュラムの統制は厳しく、大学教育としても不十分、専門家教育としても不十分な状況で教員も学生もあえいできた。
 何より必要なのは、国立大学教育系大学・教育学部の将来のグランド・デザインである。そのグランド・デザインの構築とその改革が推進されない限り、日本の教師教育の将来はないし、日本の教師の質は国際水準を下回り続けるほかはない。
 国立大学教育系大学・教育学部は、大学院における教師の専門家教育を中心的役割としつつ、学部においては教養教育と教員養成の二つの機能をはたす大学・学部へと移行すべきである。先進国並みの教師教育の高度化と専門職化を達成するとすれば、逸早く、教師教育と現職教育を大学院レベルを標準とするシステムへと移行しなければならない。国立大学の教育系大学と教育学部は、その改革において主導性を発揮すべきである。教育系大学・教育学部は専門家教育(professional education)の大学院と学部である。

「教育学部のグランドデザイン」については、学生時代からたえず自分につきまとっていた問題だった(自分が今どのあたりを航海していて、どこへ向かおうとしているのかが見えないという問題)。

 また、勤務校である私学の役割(高等教育政策)については、次のような提言が。

 第二は、国立大学と私立大学の相互の役割と責任の明確化である。日本の大学は、ほぼすべてが国立大学で占められるヨーロッパの大学や学生数の8割近くが州立大学に通うアメリカの大学とは異なり、韓国や台湾などアジアの一部の国々と同様、8割以上の学生が私立の大学・短大に通うという民間依存のシステムによって量的拡大を遂げてきた。この特殊性は、21世紀における教育の「量」から「質」への転換を困難にし、市場競争主義と企業主義が浸透しやすい体質によって「質」の劣化を急激に招く危険性を擁している(韓国の大学進学率は86%、台湾の進学率は93%に達し、それと併行して「質」の低下が急速に進行した。) この危機を回避し、国立大学と私立大学の双方の教育の「質」の維持と向上を達成するためには、国立大学と私立大学、および各大学の特性(研究大学(大学院)か専門家教育の大学(大学院)か教養教育の大学か実務家教育の大学か)を明確化して、それぞれの使命と責任が全うできるような資源配分と評価システムを再構築する必要がある。もともと日本の大学の教員は「研究者」として自己規定して「教師」としての自覚が薄い。大学は研究機関である以上に教育機関であることを銘記して、多様な機能を有する国立大学と私立大学、および各大学の特性に応じた「質」保障のシステムをグランド・デザインする必要がある。この課題は各大学の自主性に任せては決して実現できない事柄であり、競争的環境と事後評価だけでも実現不可能である。国家政策としてのグランド・デザインとその遂行主体の形成とそれを遂行する財源の政策が探究されるべきである。(11頁)

「日本の大学の教員は『研究者』として自己規定して『教師』としての自覚が薄い」というのは、業績が求められる以上、そうだろう。でも、自分の勤務校のようなところだと、否応なく「教師」としての自覚を迫られるよ。

 いまの自分は、これらの課題の当事者であるから、いずれもほんっとーに喫緊の課題であると体感している。将来の展望を考えなければならない―。今年度は、所属学科の将来計画委員会の一人として、学科のカリキュラムや将来の展望について調査・議論を蓄積することになっている。昨年度以上に大変な1年になりそうだ。

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先生の本棚(たいそうなものじゃないけど)

 先日、ブログで話題にした「学生にお薦めする本」(1月5日付エントリ)
 教育学科・教職大学院の先生方がそれぞれ選んだ本の一覧が、大学図書館のWebサイトに掲載されている(っていうか、Ecxelデータそのまま貼り付けかい)。他学部他学科に先行するかたちでの新たな試みだ。

 「10冊選べ」ということだったので、学生にとってそれほどハードルの高くないものと、ある程度その道の専門的なものをそれぞれ5冊ずつ選び、紹介文を書いてみた。(→こちら
どうでしょう。ほかに紹介したい本もたくさんあったけど、10冊という制限だから仕方ない…と思っていたら、いっきに50冊も紹介しまくっている先生がおられた。

 他の先生方が選んだ本は、→こちらから。

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覚えまつがい

■覚え違いタイトル集@福井県立図書館

 図書館の方も、対応が大変ですね。

・村上春樹『IQ84』(正 『1Q84』)
 ↑何の魅力も感じないタイトルなのですが(笑。

・中島岳志『中村屋の坊主』(正 『中村屋のボース』)
 ↑吹きました。坊主の何を知りたいと。

・「探さない」とかそんな感じのヤツ(正 『求めない』加島祥造/著)
 ↑利用者の本「探す」気のなさが伝わってきます。

・「人は見た目が7割」(正 『人は見た目が9割』竹内一郎/著)
 ↑現実は、予想しているよりも2割増しで残酷です。

・『私のソフレ』(正『私のスフレ』 林真理子/著)
 ↑薬用ではありません。

 レンタルショップとかでも、この種の覚え違いには、対応に苦労しているんじゃないだろうか。あるのかな、こういった対応「覚え違いタイトル集」。

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紡がれる戦争の記憶

◇NHK戦争証言アーカイブス
http://www.nhk.or.jp/shogenarchives/

 戦後64年、Webから戦争の記憶が紡がれる。

Dsc02740

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[木ログ]占領期教育を問う

■教育史学会国際シンポジウム準備委員会編『占領期教育を問う―日本・韓国・ドイツ―』教育史学会、2008年。[PDF]

 昨年秋、四国学院大学で開催された教育史学会国際シンポジウム(2007年9月23日)の報告書が、教育史学会のウェブサイトで公開されています。
こちらからダウンロードできます。

 いやぁ、今の今まで知らなんだ。

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[木ログ]せんだい街のアルバム

◇せんだい街のアルバム製作委員会ポータルサイト
http://www.smt.city.sendai.jp/album/index.html

 せんだいメディアテークのHPから見つけた。
歴史としての仙台を伝え、また未来の仙台を探るための、きわめて魅力的な取り組みだと思う。メディアの活用の仕方について考えさせられる。

 街のアルバム鼎談(「デジタルアーカイブとは」から)には、戦前の教育雑誌閲覧・市民セミナー等でお世話になった出版史料収集家の渡邊慎也さんも登場している。

 まだ、すべてに目を通してはいないけど「せんだい時遊マップ」は、かなり楽しめた。昭和40年代の東北大学川内キャンパスの写真とかは衝撃的かも(? どこから撮った写真なのか、自分は判別できなかった)。

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[木ログ]J-KIDS大賞

■J-KIDS大賞2008

 全国の小学校を対象としたホームページコンテスト、「全日本小学校ホームページ大賞」(2003年から開催)のウェブサイトです。各都道府県代表校・優秀校、受賞校のHPへのリンクが貼られています。
 
 どれもすばらしい! 次から次へと、サーフィンしたくなる。 
 小さなまちの小学校でもこのような場や、インターネットという新しいメディアを通じて、全国に活動をよりアピールできる、あるいは互いに情報交換ができるということを考えると、そこに何らかの可能性を期待してしまう。(小学校ではないが)実際、郡部の学校などで、特色アピールのためにウェブサイトに力を入れるというケースは聞いたことがある。
 それに、個人情報など細かいことで争わない、まとまりある地域の学校であればこそ、ウェブサイトの中身も子どもの笑顔が絶えない楽しいものになる―というバロメーターとして捉えることも可能かもしれない。それに、これもある種の学校開放と呼べるだろう。

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[金ログ]生涯学習研究e事典

日本生涯教育学会が提供する『生涯学習研究e事典』

http://ejiten.javea.or.jp/

これはe(イイ)。

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[火ログ]最強の武器

科学が暴く! 史上最強の武器決定戦

武器のお勉強に。

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